今回はTHE COFFEE内での商品開発のお話です。
きっかけは
KURKKU FIELDS(千葉県木更津市)での出店で
とある方と出会ったことがきっかけです。
世界の一流シェフに愛されるエコファーム・アサノ
エコファーム浅野さんです。
エコファーム浅野さんは
野菜のスペシャリストで
その造詣の深さから
日本中の名だたるシェフが浅野さんを求めて買い付けに来ます。
日本ではすでにお馴染みですが、
「ルッコラ」も浅野さんが日本で初めて栽培をしたとのこと。
詳細はこちらから
https://cuisine-kingdom.com/ecofarm-asano/
そんな浅野さんと「コーヒー」を介して紹介していただき、出会うことができました。
浅野さんはまだ日本に定着していないものを世に定着させるプロフェッショナル。
そのために必要な知見をさまざまに話してくださりました。
コーヒーを子供に親しんでもらう工夫をした方がいい
コーヒーは大人しか原則飲めないもの。
そして、スペシャルティコーヒーは大人でも共感が難しい品質の高い商品。
それをより効果的に広めていくためには
「子供」が楽しめるような提案を先んじて行う必要があるのでは?
というお話をしてくださりました。
それと共に
「ただ、そのままの形ではもちろん飲んではくれないだろうから
形は考える必要はあるけれどもね。」
そこから始まった新しい商品開発でした。
珈琲を使った子供でも楽しめる商品とは
幼いとき初めて
コーヒーを飲むきっかけとなったのはいつだろうか。
友達のうちで飲んだお砂糖と牛乳をたくさん入ったカフェオレ、そしてお風呂屋さんで飲んだコーヒー牛乳、あとはコーヒーのキャンディでした。
それらは共通して
加糖していること
牛乳が入っていること
それらが共通しています。
そして、THE COFFEEではオープン前の構想にエスプレッソを使ったソフトクリームを提供することを検討していました。
それでは、
そのエスプレッソの使用量を考えたうえで何かソフトクリームで提案ができないかという構想へと昇華したのです。
コーヒーの風味も感じる「コーヒー牛乳」を目指す
味わいの調整のゴールはそこでした。
「コーヒー牛乳」の親しみやすさに加え、くどくならないような控えめな甘さ、牛乳のミルキーさも感じることもポイントとして抑えました。
使う牛乳やミックスなどもパターンは数10パターンに及びます。
その中でベストを探りました。
「子供」と大人が共に楽しめる店舗へ
販売スタートしたのは2021年12月。そこから数ヶ月経ち、子供もオーダーができるメニューができ親子で来店するパターンが増えました。
子供はソフトクリーム、大人はコーヒー。
来る方全員がおもいおもいに楽しむシーンが増えました。
THE COFFEEは内外でコーヒーの新しい可能性を追求します。
独自で行うコーヒー×○○もあれば協業して生み出すパターンもあります。
それらを新しい価値として届け続けていくことを大切にしています。
