千葉県柏市のイタリアン オステリア レ テッレ とTHE COFFEEの出会い
始まりは2019年秋。八街でのイベントに遡ります。
ワイン農家さんの収穫祭として招待され、その中で私たちは珈琲を提供していました。
そこにいたのがオステリア レ テッレのオーナー大野さんでした。
コーヒーの本質的な価値を、そしてそれが違うものと掛け合わさることでまた新しい価値を発見できるということをクロスロースシリーズのコーヒー、そしてワンドロップファームの蜂蜜をご用意して体験していただきました。
その時はまだ私たちは店舗も出していない段階で、世には全く知られていない存在な訳でして、とても熱っぽく話したことは記憶にあります。
それを目を見てしっかり聞いてくださる大野さん。
そして、大野さんは生産者の想いを汲み取って消費者に届けたいという想いも同時にお聞きしました。
いつかどこかで、
というお話をしてから、2年後。
新しいコース料理の提案として〆のコーヒーとして使いたいというお話をいただきました。
誰がどのように作ったのかトレース(追跡)ができるシングルオリジンの素材たち
大野さんの料理の数々は
どこで誰が何を作ったのか
か明確でさらにサーブする際にその料理の特徴をしっかりとお話してくださります。
だから食べるときにそれを慈しもうという気持ちが増すのと同時にしっかり噛み締めて楽しむこともできるのです。
その料理の〆にということですから、私たちも何か料理に寄り添えるものをということで、私たち自身が料理を食べること、そして、味わいのイメージをヒアリングして、サンプルを作成、そこからさらにご意見を聞いて完成に漕ぎ着けることができました。
提供する方が心から納得できるものを私たちは提供者と一緒に創り上げていきます。
同じ千葉でも、柏市と木更津市は50km以上離れています。
それでもオステリア レ テッレのお客様は時折THE COFFEEまで足を運んでくださります。
距離は遠くとも想いで繋がるのは事業者同士だけではなく、お客様も含めてなのだと感じます。
プロジェクトの実施後にお声を頂きました!