皆さんこんにちは!ライターの加藤です。
THE COFFEEをカウンターの外からの目線で深堀りしていくブログ「THE COFFEE’s Check point」
今回は、既に登場して大人気の冬のブレンド「THE SWEET」について紹介していきます!
秋のブレンドも「THE SWEET」だったような…?一体どんな変化をしたのでしょうか?

秋の「THE SWEET」は、甘酸っぱくトロっとした口当たりで、熟した果実の様なフルーティーな味わいが特徴でした。
では冬の「THE SWEET」はどんな味を創り出しているかと言うと、テーマは「チョコレート」!
しっかりとした甘さを感じつつ、後味は紅茶の様にスッキリとした味わいのブレンドに仕上がっています♪
ラテにすると、ミルクの甘さと相まって、ダークチョコレートの様な濃厚な味わいに変化します。
深めな焙煎をしたグアテマラの豆を3種類ブレンドして創り出した、冬にピッタリのテイストです!
「温度」と「挽き目」で狙った味わいを引き出すバリスタの技!

今回のブレンドは深煎りの豆を使用しています。私が深煎りの豆と聞いてイメージするのは、キリっと苦味が強めな味わいでした。
ですが、「THE SWEET」はチョコレートのような「ほろ苦」を絶妙に引き出しています。
豆の特徴を把握する、ブレンドの配合を調整するのはもちろんですが、表現したい味のギリギリを狙うための「バリスタの技」があるんですって!
まずポイントになるのは「挽き目」です!
焙煎したコーヒー豆から、抽出するために細かく粉砕する段階でも既に調整は行われているんです!
細かさを調整すると、同じ淹れ方をしても抽出される味わいが大きく変わってくるそうです。
細かければ細かいほど、その豆が持っている特徴が強く表れるのですが、挽き目を粗くすることで、演出したい味の要素を表現しやすくなるとの事。
次にポイントになるのは「温度」
沸騰したての100℃の熱湯で淹れると、豆の特徴が強く表れます。逆に温度を下げていくと、味の印象をあえて強く出さない調整が出来ます。
今回の「THE SWEET」では、基本の抽出方法と比べて、若干粗目の挽き方と、若干温度を低くした抽出にしているとの事。
そうすることで、深煎りの豆が持つ苦味の印象をやわらげつつ、甘さをより感じやすく表現できるんだそうです♪
夏、秋に続いて登場した冬の「THE SWEET」も、シングルオリジンのスペシャルティコーヒーを理解しているからこそ出来る、「攻めた」ブレンドに仕上がっていると思います♪
次の春ブレンドが待ち遠しいですが、実は2周年イベントの際に既にお披露目されてたりするんですよね…。
正式登場した際にはまたご紹介しますね!こうご期待!